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Author:ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド、上杉 周作、関 美和

Title:FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

Date:土曜日 2月 9, 2019, 136 highlights

@146
アメリカではどうだろう。民主党の支持者と共和党の支持者は、互いに相手のことをバカ呼ばわりしている。だが、「そもそも自分は世界についてどれほど知っているのか?」と胸に手を当てて考えてみれば、両者とも少しは謙虚になれるはずだ。
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@169
何も知らないというより、みんなが同じ勘違いをしているといったほうが近いかもしれない。世界について本当に何も知らなければ、クイズの正解率は、当てずっぽうに答えた場合と近くなるはず。しかし実際の正解率は、それよりずっと低い。
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@177
人間はというと、不正解の2つのうち、よりドラマチックなほうを選ぶ傾向が見られた。ほとんどの人が、世界は実際よりも怖く、暴力的で、残酷だと考えているようだ。
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@208
いくら良い教材を使っても無駄骨に終わることが多かったのだ。残念なことに、講義を気に入ってくれた人にすら、わたしの言葉が届かなかった。話を聞いている最中はよくても、聞き終わった途端に元の悲観的な考え方に戻ってしまう。貧困や人口増についての誤解を解いたと思ったら、プレゼン終了後にまったく同じ誤解を口にする人もいた。
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@228
ドラマチックな本能と、ドラマチックすぎる世界の見方  なぜ、一般市民から高学歴の専門家までが、クイズでチンパンジーに負けるのか。
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@236
世界の大部分の人は中間所得層に属している。わたしたちがイメージする「中流層」とは違うかもしれないが、極度の貧困状態とはかけ離れている。女の子も学校に行くし、子供はワクチンを接種するし、女性ひとりあたりの子供の数は2人だ。休みには海外へ行く。
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@241
最もネガティブで極端な答えを選ぶ人が多いのは、「ドラマチックすぎる世界の見方」が原因だ。世界のことについて考えたり、推測したり、学んだりするときは、誰でも無意識に「自分の世界の見方」を反映させてしまう。
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@342
人は誰しも、さまざまな物事や人々を2つのグループに分けないと気がすまないものだ。そして、その2つのグループのあいだには、決して埋まることのない溝があるはずだと思い込む。これが分断本能だ。世界の国々や人々が「金持ちグループ」と「貧乏グループ」に分断されているという思い込みも、分断本能のなせるわざだ。
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@474
低所得国の平均寿命は 62 歳だ。多くの人は食べ物に困らないし、多くの人はある程度安全な水道水を飲めるし、多くの子供はワクチンを接種するし、多くの女の子は小学校を卒業する。
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@482
「世界の人口の何%が、低所得国に住んでいると思いますか?」  この質問で最も多かった答えは「 50%以上」で、平均回答は 59%だった。  正しい答えは「9%」だ。
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@514
古い呼び名が広く使われているのは、なんといってもシンプルだからだ。しかし、シンプルでも間違っていたら意味がない。
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@565
生まれたときからレベル4にいる人には、ほかの3つのレベルがそれぞれ大きく異なることを想像するのは難しい。世界の残りの 60 億人の生活水準を正しく理解するには、相当気をつけないといけない。
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@582
人はドラマチックな本能のせいで、何事も2つのグループに分けて考えたがるからだろう。いわゆる「二項対立」を求めるのだ。良いか悪いか、正義か悪か、自国か他国か。
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@628
アパルトヘイトは極めて特殊な出来事だ。ほとんどの場合において、分断という言葉は誤解を生む誇張表現だ。平均だけを見ると分断がありそうでも、実際に2つのグループが分断されていることは少ない。
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@658
あなたの国のいわゆる「貧困」は「極度の貧困」ではなく、「相対的貧困」だ。たとえばアメリカだと、レベル3の暮らしをしていても貧困層と呼ばれる。
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@664
事実に基づいた世界の見方を身につけるにあたってのいちばんの障害は、自分の原体験のほとんどがレベル4から来ているということだ。
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@678
ドラマチックすぎる「分断された」世界の見方の代わりに、4つのレベルで考える。これこそが、この本で伝授する「事実に基づいた思考法」のひとつめにして最も大事なポイントだ。
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@745
世界についての暗い話はニュースになりやすいが、明るい話はニュースになりにくい。メディアはよく、暗いニュースの合間に「心の温まるいい話」を織り交ぜるが、それはわたしが言う「明るい話」とは違う。  本当の意味で明るい話とは、数えきれないほどの「小さな進歩」が世界中で起きているということだ。そんな「小さな進歩」の繰り返しが世界を変え、数々の奇跡を起こしてきた。
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@770
世界の「極度の貧困率」が、1800年から一貫して減り続けていることを示している。そして直近 20 年を見てみると、人類史上、最も速いスピードで、極度の貧困が減ってきたのがわかる。
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@810
世界の平均寿命が1960年に少し落ち込んだのは、何千万人もが中国で餓死したからだ。推定死者数は1500万人から4000万人以上と言われ、正確な数字は誰にもわからない。人工的な大飢饉としては、人類史上最も多くの死者を出した
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@865
現在、アフガニスタンや、レベル1にいるほかの国々では、1863年のスウェーデンより平均寿命が長い。
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@867
レベル1の国でも、ビニール袋で食料を運び、プラスチックのバケツで水を運べるようになった。石鹸を使って菌を落とせるようになり、大半の子供が予防接種を受けている。現在レベル1にいる国の平均寿命は、スウェーデンがレベル1だった頃の1800年に比べて 30 年も長い。それだけの進歩があった。
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@928
ゆっくりとした進歩は、どれほど大規模であっても、何百万という人に影響を与えたとしても、新聞の一面に載ることはない。もしも記者が「航空機、無事着陸」「農作物の収穫、また成功」といった記事を書こうものなら、すぐに会社をクビになるだろう。
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@935
暮らしが良くなるにつれ、悪事や災いに対する監視の目も厳しくなった。
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@940
1990年には1450万件の犯罪が起きたが、2016年には950万件に減った。しかし、どれだけ犯罪件数が減ろうと、ショッキングな事件は毎年のように起こり、メディアはそれを大々的に報道する。  その結果どうなったか。1990年以降のほとんどの年において、「犯罪は増えていると思うか、減っていると思うか?」という質問に対し、「増えている」と答える人が大半を占めた。
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@980
子供のうち、教育を受けている子供の割合は、女子で 90%、男子で 92%だ。ほとんど差がないと言っていい。
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@1000
赤ちゃんは、保育器に入ってから1週間経つ頃には、体調がだいぶ回復した。しかし、すべての数値が良くなっているとはいえ、いまだに危険な状態なので保育器から出ることはできない。  このような場合、「赤ちゃんの状態は良くなっている」と言うのは正しいだろうか? もちろん正しいに決まっている。では、「赤ちゃんの状態は悪い」と言うのは正しいだろうか? もちろんこちらも正しい。 「状況は良くなっている」と言うのと、「万事オーライ、心配ご無用」と言うのは同じ意味だろうか? もちろん同じわけが
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@1006
悪い」と「良くなっている」が両立する
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@1014
悲惨なニュースを見たときは、自分にこう尋ねてみよう。 「このニュースと同じくらい強烈な『明るい』話があったとしたら、それはニュースになっていただろうか? さまざまな大きな進歩のニュースは、はたして自分の耳に入ってくるだろうか? 溺れなかった子供がニュースになるだろうか?
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@1062
ゆっくりとした進歩はニュースになりにくい。 長期的には進歩が見られても、短期的に何度か後退するようであれば、その後退のほうが人々に気づかれやすい。 ● 悪いニュースが増えても、悪い出来事が増えたとは限らない。 悪いニュースが増えた理由は、世界が悪くなったからではなく、監視の目がより届くようになったからかもしれない。 ● 美化された過去に気をつけよう。 人々は過去を美化したがり、国家は歴史を美化したがる。
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@1164
グラフを見ると、わたしたちはどうしても、グラフに描かれていない部分にある「線の続き」を想像してしまう。しかも直線で。
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@1200
国連の専門家たちは「 いつか 子供の人口は横ばいに なるだろう」と言っているのではない。「 すでに 子供の人口は横ばいになっている」と言っているのだ。
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@1211
女性も男性も教育を受けるようになると、子供には貧しい思いをさせたくない、もっと良い教育を受けさせたいと考えるようになる。手っ取り早いのは、子供の数を減らすことだ。そして、避妊具という文明の利器のおかげで、性交渉の数を減らさずに、子供の数を抑えられるようになった。
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@1239
高齢者はもっと長生きするが、人口にはさしたる影響を及ぼさない。国連によれば、2100年には、世界の平均寿命はいまより 11 年ほど延びるという。寿命が延びることで後期高齢者は 10 億人ほど増え、2100年の人口は約110億人となる。
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@1253
1800年まで、女性ひとりあたりの子供の数は平均6人だった。
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@1255
6人の子供のうち平均4人は若くして亡くなってしまい、大人になれるのは2人だけだった。だから、人口が増えなかった。昔の人は、自然と調和しながら 生きていた のではない。自然と調和しながら 死んでいった のだ。世界は残酷だった。
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@1277
カトリック教徒だろうと、ユダヤ教徒だろうと、イスラム教徒だろうと、メディアに取り上げられるような大家族には共通点がある。こういう人たちは、あくまで例外的な存在なのだ。  実際には、宗教と女性ひとりあたりの子供の数には大きなつながりが見られない。
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@1308
「貧しい子供を助けると、人口は ひたすら 増え続ける」という主張は正しいようで正しくない。実際は、貧しい子供を助けないと、人口は ひたすら 増え続ける。多くの家庭が極度の貧困に暮らし続ける限り、その子供たちによって人口はさらに増えてしまう。人口増を止める確実な方法はひとつしかない。極度の貧困を無くし、教育と避妊具を広めることだ。
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@1333
人口のグラフでもほかのグラフでも、いつも直線になると思い込んでしまう本能は、どうやったら抑えられるのだろうか。最も効果的な方法は、グラフの形にはたくさんの種類があるのを心しておくことだ。
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@1342
グラフを見れば、おカネと健康は強く結びついていることがわかる。ただ、グラフを見るだけでは、おカネと健康がどう結びついていて、どちらが先に来るのかわからない。
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@1356
S字カーブについて覚えておけば、世界の現状について勘違いしにくくなる。レベル2に到達すれば、ほとんどの人が生活必需品を手に入れられるようになるのだ。
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@1359
女性ひとりあたりの子供の数をグラフにすると、まるで公園のすべり台のように見える。初めは平らだが、ある所得レベルを境に下り坂になり、いちばん下に着いたらまた平らになる。最終的に、女性ひとりあたりの子供の数は2人以下になる。
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@1377
虫歯の数はレベル1から2になるにつれ増えていくが、レベル4になると減る。多くの人は、甘いものを買えるおカネができると甘いものを買ってしまう。しかし、レベル3になるまでは、虫歯の予防について学校で教える余裕が政府にはない。虫歯の数は、レベル4の人にとっては相対的な貧しさの証なのかもしれないが、レベル1の人にとっては豊かさの証なのかもしれない。
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@1380
交通事故のグラフにもコブがある。レベル1の国では、ひとりあたりの乗り物の数が少ない。だから交通事故も少なくなる。では、レベル2とレベル3の国ではどうだろう。最も貧しい人々が道の脇を歩く一方で、多くの人がミニバスやバイクなどに乗って移動するようになる。しかしまだ道は整備されておらず、規制や運転教育も追いついていない。だから、交通事故の死亡者数はうなぎのぼりになる。そして、レベル4になるとまた低下する。
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@1386
6リットルの水を一気飲みすれば、誰だって死んでしまう。砂糖でも、脂肪でも、薬でも同じことが言える。そればかりか、生きるのに必要なほとんどのものは、分量を間違えると命に危険が及ぶ。ストレスをためこみすぎてもいけないが、適度な緊張は能力を高めると言われている。自分に自信がなさすぎても、ありすぎてもいけない。世界各地の刺激的なニュースも、見すぎにご注意だ。
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@1408
世界はとても不公平だが、どんな暮らしをしている人も、所得が倍になると暮らしが変わる。だから、所得が増えるにつれ、レベルアップに必要なおカネは何倍にもなる。
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@1472
人はみな恐怖に包まれると、判断力が鈍る。
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@1482
人の頭の中にいちばんすんなり入ってくるのは、物語形式で伝えられる情報だ。そして、物語形式の情報は、ほかの情報に比べてドラマチックに聞こえやすい。
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@1484
頭の中と、外の世界のあいだには、「関心フィルター」という、いわば防御壁のようなものがある。
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@1540
大きな地震が起きたときは、建物の下敷きになった人たちが、ほかの被災者に比べて注目される。こちらも、「身体的な危害」と「拘束」という要素があるからだ。このように、複数の恐怖心を煽れば、話をより刺激的にすることができる。
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@1544
わたしたちの先祖の命を救ってくれた恐怖本能は、いまやジャーナリストたちの雇用を支えている。
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@1561
自然災害による死亡者数は、100年前と比べて半分どころか、 25%になった。一方、人口は同じ期間に 50 億人増えている。ひとりあたりに換算すると、災害による死亡率は激減し、100年前の6%になった。  なぜ、自然災害で亡くなる人がこれほど減ったのか。それは、自然が変わったからではない。ほとんどの人が、レベル1から脱出したからだ。
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@1599
建物の下敷きになった被害者の様子をニュースで見ても、長い目で見れば犠牲者は減っていることを思い出せるだろうか?
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@1612
大災害がまさに起きている最中に、「世の中は良くなっている」と言うのは場違いだ。とてつもなく大きな苦しみの中にいる被害者や、被害者の家族の気持ちを踏みにじるだけだ。人としても完全に間違っている。こういうときは、人類の進歩のことはいったん忘れるべきだ。そして、それぞれができる限りの協力をしよう。
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@1621
2015年に世界が注目したネパールの地震では、 10 日間に9000人が亡くなった。しかし同じ 10 日間に、汚染された飲み水による下痢が原因で、同じく9000人の子供が世界中で亡くなっている。汚染水は、世界で最も多くの子供の命を奪っているもののひとつだ。  汚染水を飲んだ子供たちが、親の腕の中で息を引き取るさまを、全世界に伝える撮影班はいない。
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@1629
2016年には、4000万機の旅客機が、死者をひとりも出さずに目的地に到着した。死亡事故が起きたのはたったの 10 機。もちろんのことながら、メディアが取り上げたのは、全体の0・000025%でしかない、
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@1682
1986年には、世界中に6万4000発の核弾頭があった。現在は1万5000発しかない。
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@1690
原発の近くに住んでいた人は避難したが、そのうちの約1600人は避難後に亡くなった。死因は放射線被ばくではない。そもそも執筆時点で、福島の原発事故による被ばくで亡くなった人は、ひとりも見つかっていない。避難後に亡くなった人の多くは高齢者で、避難の影響で体調が悪化したり、ストレスが積み重なったりして死亡した。人々の命が奪われた原因は被ばくではなく、被ばくを恐れての避難だった。
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@1694
チェルノブイリ原発事故のときはどうだったか。このときも多くの識者が、被ばくした人のあいだで死亡率が大幅に高まると予測した。しかし、世界保健機関が後に出した調査報告によると、原発の近くに住んでいた人も含め、死亡率が大幅に高まったという証拠は見つからなかった。
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@1711
環境保護運動にも、ある副作用があった。多くの人が、まるでパラノイア(偏執病)にでもなったかのように、化学物質汚染を怖がるようになってしまった。
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@1724
どんな証拠を見せられたら、わたしの考えが変わるだろう?」と自分に聞いてみよう。「どんな証拠を見せられても、ワクチンに対する考え方は変わらない」と思うだろうか? もしそうだとしたら、それは批判的思考とは言えない。証拠を無視したら、批判的思考は成り立たないからだ。
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@1743
規制が厳しくなる理由の多くは、死亡率ではなく恐怖によるものだ。
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@1749
化学物質恐怖症が流行りだすと、たとえば半年ごとに、「よく見かける食べ物に、合成化学物質が混入している」という「新事実」が見つかったりする。しかしあまりにも微量なので、その食べ物を貨物船一隻分、3年間毎日食べ続けない限り、命を落とすことはない。にもかかわらず、このような化学物質の話は、エリートたちの酒の肴にされるようだ。
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@1758
テロは例外で、年々増え続けている。だったら、「テロがとても怖い」と思うのは合理的だろうか? そう早合点する前に、データを見よう。
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@1778
ウィキペディアの信ぴょう性を確かめるため、わたしたちは英語のウィキペディアの情報と、グローバル・テロリズム・データベースの2015年のデータを比べてみることにした。2つのデータの重なりが100%に近かったら、ウィキペディアは信頼に足る情報源だということだ。
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@1782
調査の結果、ウィキペディアに載っているテロの情報は、とても偏った情報であることがわかった。また、その偏り方は、西洋を中心とした世界の見方によるものだった。グローバル・テロリズム・データベースに載っている2015年のテロ事件のうち、ウィキペディアにも載っている事件は 78%しかなかった。西洋諸国で起きたテロ事件のほとんどは載っていたが、それ以外の国で起きたテロについては、 25%しか掲載されていなかった。
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@1790
テロ事件の数は世界中で増え続けている。しかし、レベル4の国に限っては、実はテロの数は減っている。
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@1797
最も豊かなレベル4の国々において、2007年から2016年のあいだにテロで亡くなった人の数は、全世界におけるテロの犠牲者の0・9%しかない。
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@1799
2001年以降、旅客機をハイジャックして誰かを殺害したテロリストはひとりもいない。
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@1800
アメリカだけを見ると、過去 20 年に3172人がテロで亡くなった。1年あたりの犠牲者は159人という計算になる。一方、同じ 20 年間に140万人もの人が、飲酒が原因で亡くなった。こちらは1年あたり6万9000人だ。ただ、「飲酒とテロは違う。飲酒をした人が亡くなった場合と、飲酒をした人が誰かを殺した場合を分けないといけない」という意見もあるかもしれない。では、飲酒による殺人や飲酒運転だけに限定したらどうか。低めに見積もっても、アメリカの1年あたりの犠牲者は7500人。つまり、あなたの大切な人が酔っ払いに殺される確率は、テロリストに殺される確率より約 50 倍も高い。
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@1819
恐怖本能が人々の判断力を鈍らせることは、忘れてはいけない。本当に危険なことを察知し、大切な人を守るためには、恐怖本能を抑えて、死亡者数を見極めることだ。
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@1872
病院で亡くなる子供だけじゃなく、 地域全体 で亡くなる子供に対して、わたしは責任があるんだ。目の前にある命と同じくらい、目に見えない命は重い」  友人は納得がいかないようだった。まあ、ほとんどの医者は友人と同じ意見だろう。
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@1897
残酷なものだが、極度の貧困の中では、命の勘定は避けて通れない。名前もわからず、どこにいるかもわからない、何百人もの子供たちが、いまにも命を落としかけている。その子たちを救うために、わたしは目の前で亡くなる子供から目を背けないといけなかった。
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@1929
メディアや慈善団体は常日頃から、何かで苦しんでいる人を紹介している。そして彼らは自分たちの主張を強調するために、途方もなく大きく見える数字を、それぞれの事例に添えようとする。
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@1932
反対に、実際よりも割合を多く見積もってしまいがちな分野もある。たとえば、人口における移民の割合や、同性愛者に否定的な人の割合などがそうだ。少なくともアメリカやヨーロッパにおいては、どちらの割合も、思ったほど高くないことが判明している。
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@1938
結論から言うと、レベル1や2にいる国では、「病院のベッドで、医者が子供の命を救う」ことは比較的少ない。たしかに、「ベッドの数」や「医者の数」といった指標はわかりやすいし、政治家はハコモノを建てるのが大好きだ。しかし、子供の生存率が伸びる理由の多くは、病院の外にある。
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@1942
世界中で、子供の生存率が伸びている原因を調べてみると、「母親が読み書きできる」という要因が、上昇率の約半分に貢献している。
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@1947
レベル1やレベル2の医療環境を改善したいのであれば、いきなり立派な病院を建てる必要はない。そんなおカネがあったら、真っ先に初等教育・看護師教育・予防接種を充実させるべきだ。
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@1953
何かの重大さを勘違いしないために最も大切なのは、ひとつの数字だけに注目しないことだ。数字をひとりぼっちにするのは絶対にダメ。ひとつの数字が、それ単体で意味を持つことなどないのだから。もし数字をひとつだけ見せられたら、必ず「それと比較できるような、ほかの数字はないんですか」と尋ねよう。
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@1994
戦争では、150万人以上のベトナム人と、5万8000人以上のアメリカ人が亡くなった。
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@2002
中国とベトナムの戦争は、休戦期間も含めると、2000年以上続いた。フランスに占領されていたのは200年間。「対米抗戦」があったのは、たったの 20 年間。記念碑の大きさは、戦いの長さと完全に一致していた。いまのベトナム人にとって「ベトナム戦争」は、ほかの戦争に比べたらそれほど大ごとではなかったのかもしれない。
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@2015
クマが人を殺すのは100年に一度あるかないかの出来事だ。一方、女性がパートナーに殺される事件は、 30 日に一度起きている。頻度の差はなんと1300倍だ。ところが、DVによる殺人はほとんどニュースにならず、クマによる殺人は大ニュースになった。
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@2042
わたしは人々の死因を調べたり、家計簿をつけたりするときは、まず「全体の8割を占める項目はどれだろう?」と考えるようにしている。
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@2077
人類の大半がアジアに暮らしていることを7割の人は知らない
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@2082
アフリカ大陸では約 30 億人、アジア大陸では約 10 億人ほど人口が増える。つまり、2100年の暗証番号は「1・1・4・5」。世界の人口の8割以上が、アフリカとアジアに暮らすことになる。
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@2088
2040年になる頃には、レベル4の消費者の6割は、西洋諸国の外に暮らしていることになる。西洋諸国が経済を牛耳る時代は、もうすぐ終わろうとしている。  北アメリカやヨーロッパに暮らす人々は、世界の人口の大半がアジアにいることを理解するべきだ。西洋諸国の経済力は 80%ではなく、 20%に近づきつつある。
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@2113
「人の命を計算するなんて、恥ずかしいことだ」と言う人もいる。しかしわたしは、人の命を計算しないことのほうが、よっぽど恥ずかしいと思う。
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@2141
人口は国によって千差万別なのだから、国全体の二酸化炭素排出量を比べるのは不毛だ。もしそんな論理がまかり通るのであれば、人口500万人しかいないノルウェーは、国民ひとりがどれだけ二酸化炭素を排出しても、大目に見てもらえることになる。
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@2167
ファクトフルネスとは……ただひとつの数字が、とても重要であるかのように勘違いしてしまうことに気づくこと。
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@2215
人間はいつも、何も考えずに物事をパターン化し、それをすべてに当てはめてしまうものだ。しかも無意識にやってしまう。偏見があるかどうかや、意識が高いかどうかは関係ない。人が生きていく上で、パターン化は欠かせない。それが思考の枠組みになる。どんな物事も、どんな状況も、すべてをまったく新しいものとしてとらえていたら、自分の周りの世界を言葉で伝えられなくなってしまう。
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@2278
間違ったイメージにとらわれて、世界のほとんどの人は貧しすぎて何も買えないと思い込んでいると、史上最大のビジネスチャンスを見逃してしまう。
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@2346
まさか。額にしるしをつけて、ヤシの木の下で暮らしている学生が、わたしよりはるかに知識豊富だなんて? それから数日のあいだに、インドの教科書はわたしの教科書より3倍も分厚く、インド人学生がわたしより3倍も教科書を読み込んでいることがわかった。  生まれて初めて、世界の見方をがらりと変えさせられたのが、このときの経験だった。育った場所のおかげで自分のほうが優れているなどという思い込みは、この経験でひっくり返された。
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@2373
国は違っても所得の同じ人たちのあいだには驚くほどの共通点があることがわかるし、国は同じでも所得が違えば暮らしぶりがまったく違うこともわかる。  人々の暮らしぶりにいちばん大きな影響を与えている要因は宗教でも文化でも国でもなく、収入だということは一目瞭然だ。  ここにあげたのは、所得レベルによる歯ブラシの違いだ。レベル1の人たちは、指か棒を使う。レベル2になるとプラスチックの歯ブラシ1本を家族全員で使う。レベル3だと、それぞれに1本ずつになる。レベル4は、みなさんお馴染みのものだ。
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@2391
みなさんがニュースでよく見かけるのはレベル4の日常生活だし、逆に危機の映像はレベル4以外のものばかりだ。グーグルに「トイレ」「ベッド」「コンロ」と打ち込んでみるといい。レベル4の写真しか出てこない。
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@2399
同じ国の中にも大きな違いがあり、国が違っても所得が同じなら、文化や宗教にかかわらず共通点は多い。そこから、国によるステレオタイプにはまったく意味のないことがわかる。
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@2433
たとえば、逆の例から反対の結論が出るかどうかを聞いてみよう。ひとつの化学物質が危険だからといって、すべての化学物質が危険だと言い切れるとしたら、ひとつの化学物質が安全ならすべての化学物質が安全だと言い切れるかどうかを考えてみるといい。
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@2450
レベル2とレベル3の家庭の多くは銀行口座を開けず、貯金もできないしローンを借りることもできない。でも現金を手元に置いておくと盗まれることもあるし、インフレで価値が下がることもある。だから、サルヒさん一家は買えるときにレンガを買っておく。レンガなら価値が減らないからだ。しかし家の中にレンガを置いておくスペースはないし、外に積み上げておけば盗まれるかもしれない。買ったらそのときにレンガを使って、家を建てていったほうがいい。それなら盗まれない。インフレで価値が下がることもない。こうしていけば、 10 年とか 15 年かけて家族のために少しずつゆっくりといい家を建てることができる。
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@2500
うつぶせ寝の推奨が取り消されたのは、香港での研究が発表されてから 18 カ月後だ。行き過ぎたパターン化から、何万人という赤ちゃんが命を落とした。すでに証拠が明らかになったあとの十数カ月のあいだにも、命が失われてしまった。パターン化の行き過ぎが、善意の陰に隠れて見えなくなってしまったのだ。
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@2614
ひどい飢饉や紛争があった時代には、中国もバングラデシュもベトナムも、経済発展などありえないと思われていた。いまではあなたのタンスの中の洋服のほとんどはこれらの国でつくられている。
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@2698
1930年代に違法だったコンドームの利用促進活動
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@2705
当時のスウェーデンでは中絶は違法で、かなり特殊な条件が揃わない限り許されなかった。大学生は目立たないように募金を集めて、安全に中絶するため海外に出た。しかも、向かったのはなんとポーランドだった。そう言うと、いまの学生たちはみんなアッと驚く。カトリックの国じゃないか。5年後、ポーランドは中絶を禁止し、スウェーデンは中絶を合法化した。
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@2771
1996年には同性婚を支持するアメリカ人は全体の 27%しかいなかった。それがいまでは 72%になり、同性婚を支持する人は増え続けている。
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@2854
たとえば、「自由市場」と言えばシンプルで美しい概念に思えるけれど、それだけを信じ込めば、世界をひとつの切り口でしか見られなくなってしまう。すべての問題の元凶は政府の介入にある、と考えてしまう
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@2858
に、「平等」というシンプルで美しい概念もまた、「格差」があらゆる問題の元凶だという、単純すぎる考え方につながる。すると、どんな場合にも格差はよくないし、資源の再配分によってなんでも解決できると思い込んでしまう。
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@2865
自分が肩入れしている考え方の弱みをいつも探したほうがいい。
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@2883
誰でも自分を物知りだと思いたいし、人から頼りにされたい。何かに飛びぬけて優れていれば、「だいたいのことは普通の人よりできるだろう」と考えてしまう。
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@2900
ストックホルムで行われたこの会議には、292人の勇敢な若いフェミニストが世界中から集まった。みな、女性がもっといい教育を受けられるようにと考える人たちばかりだ。それなのに、世界の 30 歳女性が受けている学校教育の期間は、同じ歳の男性より1年短いだけだと知っていたのは、わずか8%だった。
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@2931
「子供にトンカチを持たせると、なんでもくぎに見える」ということわざがある。  貴重な専門知識を持っていたら、それを使いたくなるのはあたりまえだ。努力して身につけた知識やスキルを専門分野以外のことにも使いたい
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@2998
自由市場や平等といった、ひとつの考え方だけに凝り固まって、効果を測定せず、効き目のある手を打つこともしなくなると、バカバカしい結末が訪れる。キューバやアメリカの現実を見ればわかるだろう。
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@3053
アメリカ人ひとりあたりの医療費は、ほかのレベル4の資本主義国の倍以上だ。ほかの国が3600ドル程度なのに対して、アメリカは9400ドルも使っている。それなのに、アメリカ人の平均寿命はほかの国よりも3歳短い。アメリカ人ひとりあたりの医療費は世界一高いが、アメリカより平均寿命の長い国は 39 カ国もある。
—-

@3061
公的健康保険制度がないからだ。現在のアメリカの医療制度のもとでは、保険に加入している金持ちは必要以上に医者に通って医療費を押し上げ、逆に貧乏人は、簡単で安い治療も受けられず、寿命をまっとうできない。医師たちは必要も意味もない治療に時間を使い、救えるはずの命を救うことも、治すべき病気の治療もできなくなっている。悲惨なほどに、医師の時間が無駄に使われているのだ。
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@3078
民間か、政府かという議論への答えは、ほとんどの場合、二者択一ではない。ケースバイケースだし、両方正しい。規制と自由のちょうどいいバランスを見つけることが大切だし、それは難しい。
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@3082
民主主義が、平和や社会の進歩や健康の改善や経済成長といった、いろいろないいことをもたらすと思い込んでしまう人は多い。民主主義でなければ、そういった恩恵を受けられないと勘違いしてしまう人もいる。
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@3085
急激な経済発展と社会的進歩を遂げた国のほとんどは、民主主義ではない。
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@3161
犯人捜し本能のせいで、個人なり集団なりが実際より影響力があると勘違いしてしまう。誰かを責めたいという本能から、事実に基づいて本当の世界を見ることができなくなってしまう。誰かを責めることに気持ちが向くと、学びが止まる。一発食らわす相手が見つかったら、そのほかの理由を見つけようとしなくなるからだ。そうなると、問題解決から遠のいてしまったり、また同じ失敗をしでかしたりすることになる。
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@3203
おかしいじゃありませんか。売り値のほうが原価より安いんでしょう?」 「おっしゃるとおり。でも、原料の仕入先への支払いは 30 日後で、ユニセフは4日後に代金を支払ってくれます。だからおカネが口座に眠っている 26 日間は金利が稼げるんです」
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@3253
2015年、救命ボートでヨーロッパに向かおうとした4000人の難民が、地中海で命を落とした。観光地の海岸に打ち上げられた子供たちの遺体の映像は、恐怖と同情を呼んだ。大変な悲劇だ。
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@3270
航空会社やフェリー会社は、入国許可書類のない人をヨーロッパに運び込んだ場合には、母国に送り返す費用をすべて負担することが定められていた。もちろん、ジュネーブ条約に基づいて保護を求める難民は例外とされていたし、当てはまるのは不法移民だけのはずだった。だがそんな例外には意味がない。航空会社の搭乗窓口のスタッフが一瞬で相手が難民か不法移民かを見分けられるわけがない。大使館だって難民審査に少なくとも8カ月はかかるのだ。空港でそれができるはずがない。EU指令は一見理にかなっているように見えたが、実際には航空会社はビザのない乗客を誰も搭乗させなくなった。
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@3283
EUの移民政策はジュネーブ条約を骨抜きにし、実際には密輸業者が支配する交通市場を生み出した。
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@3289
「地球温暖化を引き起こしているのはインドや中国やそのほかの所得レベルの上がっている国だ。その国の人たちはがまんして貧しい暮らしを続けるべきだ」という考え方は、西洋では驚くほどあたりまえになっている。
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@3296
人間によって大気に蓄積されてきた二酸化炭素の大部分は、現在レベル4にいる国々がこの 50 年間に放出してきたものだ。カナダのひとりあたり二酸化炭素排出量は、いまでも中国の2倍にのぼるし、インドと比べると8倍にものぼる。
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@3390
いまも洗濯物を手で洗っている世界中の 50 億人は、何を望んでいるのだろう? 彼らがどんなことをしてでも手に入れたいと思っているものは何だろう? 彼らが「経済成長を控えます」なんて自分から言い出すのを期待するのは、ばかばかしいほど非現実的だとわかるはずだ。洗濯機、照明、まともな下水道設備、食べ物を保存できる冷蔵庫、目の悪い人にはメガネ、糖尿病ならインシュリン、家族との旅行のための交通手段を、わたしたちと同じように彼らが欲しがるのはあたりまえだ。
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@3402
メディアが嘘をついているとか(嘘をついているわけではない)、歪んだ世界観を植え付けようとしているとか(確かに歪んでいるかもしれないが、わざとではない)責めたくなっても、そんな衝動に負けてはいけない。
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@3407
犯人を見つけたとたん、考えるのをやめてしまうからだ。そして、ほとんどの場合、物事ははるかに複雑だ。
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@3500
現代の生活では差し迫った危機はほとんどなくなり、もっと複雑で抽象的な問題にぶつかることのほうがはるかに多い。焦り本能はむしろわたしたちの理解を妨げてしまう。
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@3604
過激な誇張に活動家自身がとらわれてしまうことも多い。人を巻き込むために話を盛っているうちに、それが誇張であることを忘れてしまい、現実的な解決策に目が向かなくなってしまうのだ。
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@3644
CDCの判断について、現場のわたしたちはとやかく言える立場にはない。幅跳びの選手が自分で記録を測ることは許されない。それと同じで、現場で対策にあたる組織は、どのデータを公表するかを自分たちで決めてはいけない。現場の人たちは、資金欲しさにデータを捏造するかもしれないからだ。だから、データの信頼性を担保するには、進捗を測るのを現場だけに任せないほうがいい。
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@3672
第一次世界大戦中に世界中に広がったスペインかぜで、5000万人が命を落とした。大戦の犠牲者よりも、スペインかぜで亡くなった人のほうが多かった。4年にわたる戦争で人々の体力が落ちていたこともあるだろう。スペインかぜの流行で、世界の平均寿命は 33 歳から 23 歳へと 10 年も縮まった。
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@3711
エボラが流行するのも、極度に貧しい地域だ。それは病気の初期に対応できるような医療サービスがないからだ。内戦が起きるのもまた、貧困地域だ。貧困地域の若者はのどから手が出るほど食べ物と仕事を欲しがり、失うものは何もない。だから残酷なゲリラ活動にみずから参加するようになる。そこに悪循環が生まれる。貧困が内戦を引き起こし、内戦は貧困につながる。
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@3718
いまこの世界で8億人が苦しんでいることはわかっている。どうしたらこの8億人を救えるかもわかっている。  必要なのは、平和、学校教育、すべての人への基本的な保険医療、電気、清潔な水、トイレ、避妊具、そして市場経済に参加するための小口信用(マイクロクレジット)だ。貧困の撲滅にイノベーションは必要ない。
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@3744
いますぐに決めなければならない」と感じたら、自分の焦りに気づくこと。
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@3787
調査のために村に入るときは、村人を尊重し、一歩ずつ時間をかけて準備を進めなければならない。まずは村人に疑問に思うことをなんでも話してもらい、こちらが疑問に答えることが先だったのに。
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@3867
学校で学ぶことは、学校を出て 10 年や 20 年もすれば時代遅れになってしまう。だから、大人の知識をアップデートする方法も見つけなければならない。自動車に欠陥があったら、リコールされる。メーカーから「お客様の自動車を回収してブレーキを修理いたします」なんて手紙をもらうわけだ。学校で教わった事実が時代遅れになったら、学校から謝罪の手紙を受け取ってもいいくらいだ。「
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@3876
民族衣装を見せるのは、子供たちに他国の文化を伝え、尊重することを教えるためだろう。そうしたイラストに悪気がないのはわかっているが、「あの人たち」は違うと勘違いしてしまう子供もいる。
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@3912
投資判断にあたっては、植民地時代のアフリカのイメージ(いまだにメディアが伝えているアフリカのイメージ)を頭から消してほしい。いまのガーナ、ナイジェリア、ケニアは最高の投資先になることを知っておいたほうがいい。
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@3947
いま自分たちが住んでいる街の未来を決めるような、基本的な人口分布やトレンドをどのくらいの住人が知っているだろう?
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